初老の男性と…

時刻(time):2022-05-31 23:23源泉(Origin):net 著者(author):admin
この話は続きです。はじめから読まれる方は「初老の男性と… 」へ その日は平日でした。平日の方が宿泊料金も安いし、賑やかすぎなくて良いなと思い有休を使いました。 予約し

この話は続きです。はじめから読まれる方は「初老の男性と…」へ

その日は平日でした。平日の方が宿泊料金も安いし、賑やかすぎなくて良いなと思い有休を使いました。

予約した宿は温泉街でも、ひなびた感じの3階建の旅館。玄関には歓迎の団体名〜生涯現役クラブ様と会様の2組。
私の心はドキドキしてきました。年輩好きの私には期待できるネーミングでしたから…。

宿に着き、まだ明るい夕方でさすがに混浴露天風呂に入れる勇気はなく、廊下を歩いて女湯へ向かいます。その時、既に温泉に入られた初老の男性達が顔を赤らめ浴衣の胸元をだらしなく開けて歩いてる所をすれ違いましたが、どうみてもおじいちゃんです。
私好みの男性にはすれ違えなく、少しやるせなさを感じました。
そして夕食は食堂でした。団体でのお客様は廊下を歩いた奥の宴会場で他のお客様は食堂のテーブル席でした。この部屋には1人で入らしてる、おじいさんとおばあさんと3名と4名の2組。そして斜向かいに座ってる白髪混じりの初老の男性に目を奪われました。

つづく「初老の男性と…」へ

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