「ねぇ、亮くんの話、どう思う? 本当に顔がバレないなら、考えても良いんじゃないかな?」
妻の美桜が、真剣な顔で聞いてきた。僕は、すぐにそれは無理だと答えた。
「どうして? 亮くんの話だと、一ヶ月で200万円くらいになるって言ってたでしょ? 少し頑張れば、家とか買えるんじゃないかな……」
美桜が、迷っている感じはありながらも、話を続けていく。僕は、美桜がこんなことを言ってくるとは思っていなかったので、言葉に詰まってしまっている。美桜が言っているのは、日頃僕の親友の亮が言っている話のことだ。
「AIで顔だけ替えてるから、絶対に身バレはしないよ。でも、身体とかはそのままだから、ある程度胸があったり、ロリっぽかったり、特徴がある方が有利かも」
きっかけは、亮が話した副業のことだった。亮は、今年になって家を買った。しかも、戸建てだ。亮は普通のサラリーマンだし、奥さんの優子ちゃんもパートしているような感じだった。それほど収入が良い感じではなかったので、どうやって買ったのかと聞いた。
それは、想像もしていなかった話だった。亮は、優子ちゃんの動画を販売していた。イメージビデオみたいな感じだが、フルヌードの動画だ。優子ちゃんは、26歳という年齢を感じさせないくらいに、幼い見た目をしている。いわゆるロリキャラだ。
「え? 裸の動画ですよね? 顔はどうしてるんですか?」
美桜は、目をまん丸にして聞いた。かなり驚いている態度だ。それは、僕も同じだ。まさか、自分の奥さんのヌード動画を販売しているなんて、どう考えても異常な話だ。亮は、動揺もなく、
「AIで顔だけ替えてるから、絶対に身バレはしないよ。でも、身体とかはそのままだから、ある程度胸があったり、ロリっぽかったり、特徴がある方が有利かも」
と、答える。
「AIで替える? どういう意味ですか?」
美桜が、まったく理解出来ないという顔で聞いた。でも、僕にはわかった。最近、エッチな動画界隈で、顔だけ
AIで替えている動画がある。超絶美少女の顔で、かなり激しいプレイをする動画や、いわゆる男の娘もので、顔が美少女になっている動画が人気だ。
僕も、男の娘もののAI動画は、何本か買ってしまっている。現実の男の娘は、やっぱりどうしても男の骨格が隠せていない。美少女と言うよりは、イケメンが髪を伸ばしているみたいな感じになったする。それが、AIで顔を替えることで、同人コミックやエロアニメのような、現実離れした美少女男の娘ができる。
亮は、そんな事を分かり易く説明した。
「すごいです。そんな事が出来るんですね。亮くん、そういうの得意なんですか?」
美桜が、感心したように聞く。
「うん。独学だけど、かなり勉強したよ。見てみる?」
亮が、気軽な感じで言う。美桜は、すぐに見たいと答えたが、優子ちゃんの動画だと思うと、良いのかな? と、思ってしまった。
「ちょっと待って。いま出すよ」
そう言って、カバンからタブレットを取り出す彼。すぐに操作をすると、動画を再生し始めた。それは、アダルトビデオなどを販売するサイトの動画だった。日本で一番大きなプラットフォームで、成人向けだけではなく、普通のビデオや書籍も扱っているところだ。
画面には、マイクロビキニを身につけたロリキャラの美少女が映っている。本当に小さな水着で、色々な部分がギリギリ隠れているような状態だ。
そして、問題の顔は、優子ちゃんとはまったく違った。優子ちゃんは、ロリ体系ながら、顔立ちは年相応だ。美少女と言うよりは、美人と言って良い顔立ちをしている。でも、画面に映っている女性は、童顔の美少女だ。
「えっ? これ、優子ちゃんですか?」
美桜は、びっくりした顔だ。僕も、もの凄くびっくりしているが、それは加工の技術に対してだ。AIもののエッチな動画は、まだまだ出始めたばかりだ。どうしても不自然になったり、表情が乏しかったりする。でも、画面の中でカメラに向かって微笑みかけたり、挑発的な顔をする優子ちゃんは、AI加工しているなんて信じられないくらいにナチュラルだ。
「そうだよ。全然わからないでしょ」
そんなことを言いながら、動画を早送りする亮。すると、全裸になった優子ちゃんが映った。ヘアが剃られているのか、パイパンに見える。胸は、確かにかなり小ぶりだ。小柄な身体と相まって、少女が裸になっているように見えてしまう。
僕は、思わず視線を外した。顔が加工されているにしても、優子ちゃんのヌードだ。見てはいけないという気持ちが働いた。
「可愛い……でも、本当に自然ですね。顔、加工してるってわからないです」
「うん。かなり苦労したからね。パソコンも、グラボとか諸々で100万くらいかかってるよ」
「そんなに!?」
「でも、すぐに取り戻せたけどね。こんな男との絡みがない動画でも、すぐに50万とか稼げるようになったよ」
「絡み?」
「うん。エッチするってこと」
「えっ? 絡みのある動画も売ってるんですか?」
「うん。俺としてるのをね」
「そ、そうなんですね……」
美桜は、耳まで真っ赤になっている。かなり恥ずかしそうだ。でも、恥ずかしがっていながらも、質問を続けていく。
「うん。本数も少ないから、たぶん。モザイクも濃いめにかけてるし、だいじょぶだと思うよ」
美桜が、逮捕されないのかと聞いたが、そんな風に答えた。
「それに、顔がAIでしょ? 逮捕しようがないと思うよ」
亮が、軽い口調で答えた。確かに、心配だ。猥褻動画販売で、逮捕されたニュースはたまに見る。でも、亮はさほど心配しているようには見えない。
「それで、月200万以上になってるよ」
「えっ!? そ、それって、円ですよね?」
「うん。ペソとかじゃないよ」
おどける亮。でも、家を買えた理由は理解出来た。画面には、全裸のまま卑猥な形の飴を舐める優子ちゃんが映っている。ほとんど男性器の形の飴を、卑猥な舌遣いで舐める姿……幼い見た目とのギャップに興奮してしまう。イメージビデオの方でも、かなり卑猥だ。エッチありの方の動画は、もっとすごいのだろうか?
「すごい……」
美桜は、かなり驚いた顔のままだ。
「見る? そっちの動画も」
「見たいです!」
美桜は、食い気味に言う。相当好奇心を惹かれてしまっているみたいなリアクションだ。
「じゃあ、再生するよ」
再生を始めた動画は、導入部分もなくいきなりプレイから始まった。そこが、普通のアダルトビデオとは違う。フリフリのフリルがついたような可愛い服を、見せつけるように脱いでいく美少女……やっぱり、顔は優子ちゃんとはまったく違う。僕は、もしかして亮がからかっているのではないかと思ってしまった。
画面の中では、美少女がモジモジ恥ずかしそうに服を抜いていく。ピンク色の可愛い下着にも、色々フリルみたいな飾りがついている。確かに、これはロリコン層には受けると思う。
そして、可愛い下着姿のまま、カメラで撮影してる亮にフェラチオを始めた。当然、モザイクがかかっている。でも、間違いなく本当にしているみたいだ。里香は、さすがに恥ずかしそうだ。顔を赤くした状態で動画を見ている。
上目遣いでフェラチオする優子ちゃん……でも、顔が全然違うので、不思議な感覚だ。それにしても、優子ちゃんのこんな姿を見てしまっている。見てはいけないものを見ている感覚だ。
加工しているはずなのに、やっぱり不自然さはない。モザイクで隠れている部分があるので、不自然さが隠せているのだろうか? 無修正のAI加工物の動画は、キスやフェラチオの場面で、不自然さが出てしまうことが多い。
動画は、優子ちゃんの熱心なフェラチオを撮し続けている。今さら気がついたが、竿が大きい。かなりの巨根を、目一杯口を開けてくわえ込んでいるみたいだ。亮が、こんなに巨根だとは知らなかった。僕は、どちらかというと短小だ。まさか、こんな形で劣等感を感じることになるとは思ってもいなかった。
「亮くん、イヤじゃないんですか? 優子ちゃんの身体、色々な人に見られちゃってるのに」
「う~ん、あんまりないかな? 顔が変わってるから、なんか別人って感じがするんだよね。それに、これだけ儲かると、だいたいのことは気にならなくなるかも」
亮が笑顔で答える。僕は、判断がつきかねている。いくら儲かるからと言って、自分の妻のあられもない姿を販売する……亮が、そんなことをするタイプだとは思ってもいなかった。
動画の中で、優子ちゃんがオナニーを始めた。ブラジャーをずらし、乳首を触ったりしている。
「ダ、ダメだよ、見ちゃダメ!」
美桜が、顔を真っ赤にして僕に言う。慌てて視線を外すが、優子ちゃんのあえぎ声が聞こえてきた。異常に興奮してしまう……よく知っている女性のあえぎ声……アダルトビデオを見るよりも、よほど興奮してしまう。
美桜は、画面を凝視している。耳まで赤くしながらも、好奇心いっぱいの顔だ。
「こ、これって、本当に声出ちゃってるんですか? 演技ですか?」
美桜が、際どい質問をする。
「多少は大げさにしてるかもだけど、演技じゃないよ。本当に感じてるみたい。なんか、撮られてると興奮しちゃうんだって」
亮は、なんというか他人事みたいな口調だ。自分も股間をさらけ出しているのに、恥ずかしくないのだろうか? すると、優子ちゃんがまたがり始める。ロリっぽい下着をずらし、パイパンの秘部に巨根をあてがっていく。モザイクはかかっていても、巨根が入っていくのが見える。
「うぅっ、大っきいぃ。おちんちん大っきくて、麻衣の壊れちゃいそうです」
甘えた口調で言う優子ちゃん。話し声を聞くと、まさに優子ちゃんだ。でも、口調が幼い感じになっていて、ロリキャラを演じている感じはある。
「うぅっ、アンッ、んっ、大きいです。おちんちん大きすぎて、麻衣の子宮に当たってます」
可愛らしい口調で卑猥なことを言い続ける彼女。確かに、ロリコン層には刺さりそうな動画だ。